~キャメロンのヒーローズジャーニー~第5話 師との出会い②
- Cameron

- 2020年9月2日
- 読了時間: 3分
キャメロンです。
激動だった40代のあたしの話を
ヒーローズジャーニーで書いております。
今日は『師との出会い②』です。
今回も…重たいのです。
あの日を境に
私は2人を見る目が変わった。
あの人達を怒らせちゃいけないんだ。
怒らせたら次に血を見るのは私だ。
そう自分に言い聞かせていた。
採用からまる3ヶ月まで
あと10日になった頃…
お姉さまから
そろそろ面接に入ってもらいますね!
と、始まった。
いえいえ
そんなイキナリ無理ですよ。
…と、抵抗したところ
面接に同席させて貰えたのは8回。
それも圧迫面接を見せてくれていた。
残念ながら真似できない。
そんな度胸はもってないよ…
あとはもう
四の五の言わずにデビューさせられた。
慣れない面接は
時間内に終わらせる事も難しかった。
面接に関連する作業は
殆どひとりでやっていたので
書類審査から面接。
同席したリーダーと合否決定
終わったあとの内容を情報として残す作業
合否の判定とエージェントへの連絡
返事が保留になっている場合には
他社との駆け引き
その後の転職の状況確認
面接の前~終わったあとのやり取り…
何から何まで
背負っていた(そう感じていた)
でも、そういうものなのだと思っていた。
それ以外にも上司が設定したMBOを
3っつ抱えていた。
進めないと評価につながる。
重箱の隅をつついて提出させてくれない…
首がまわらなくなる。
会社から出るのは
毎日最後から5番目以内。
ヘトヘト。
でも次の日の朝から面接は始まる。
一年もたった頃には
面接した人は
年間380人を超えていた。
鳴門の渦潮の中に
ポンっ…って
ほおりこまれた感じ。
逃れようのない渦の中だった。
朝が来なきゃいいのに…って思っていた。

ある日
面接したその場では
不合格としたにも関わらず
会社側の都合で合格にする…
という事が起こった。
配属とか色々絡むので、
そういう事もあるかな…だったのだけれど。
なんとその方が
入社に際して色々と注文が多く
ようやく入社したかと思えば
今度は休職。
自分が面接をした、
その時どうだったのか?を
根掘り葉掘り聞かれても
いちど自分は不合格としているのに
責任を問われている気がして…
いたたまれなくなった。
その事件を起点に
段々と仕事のミスが増えだした。
週1回の会議では
必ず何があったのかを聞かれる。
毎度
ミスをしているのではないか?を気にして
どんな判断をしたのか?
どんなやり取りだったのか…聞かれる。
全く思い出せない。
そしてあの記憶が蘇る。
見えない血が私の中から出ていく。
息が荒くなり
手足が震える
吐き気がする。
答えられないあたし。
その先
ミスをする毎に
ひとつづつ。
仕事から外されるようになっていた。
ある日の朝
いつもの様に
化粧をしていた時。
会議の時と同じような症状がではじめた。
鼓動が早くなり
手足が震え
涙が溢れ…
嗚咽がでる。
面接が入っていれば
穴をあけたことを叱られる。と思って
会社で一日過ごすけれど、
面接がない日は
電車を降りてしまう様になった。
もうヤバいな。そう思って、
メンタルクリニックの予約をいれた。
今日はこんな感じで。
またね(*´∇`)ノ
あとがき。
2話連続で重苦しくて、すみません(-人-)
あれ!まだ師が出てこない!そう思いますよね。師と出会う前後には、こんな感じでイベントが満載!そろそろ…境界線をこえるかな?




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