他者を非難する人
- Cameron

- 2020年9月4日
- 読了時間: 3分
キャメロンです。
チームづくりのお役にたてば。
前話は『無関心/無意識な人』でした。
前話を書いたあと
あるレジェンドを思い出しました。
営業だった頃、
北海道は営業のなかでも
かなり広いエリアを担当する方が
いらっしゃるのですが…
北海道の田舎になると、開業医もあれば、割と大きな「〇〇市立病院」とか「△総合病院」なんていう大きな病院も担当しなくてはなりません。なので関わるお医者さまの数もそれなりに多くなるのです。
ある先輩が、やはり広域エリアを担当されてました。担当して2年ぐらいで担当交代になったのですが…
引き継いだ人が…
あの人からの引き継ぎさ…
トータル3軒、お医者さん4人の
引き継ぎだったわ。
と、言うのです。
な…何が起こっていたのでしょうね(^_^;
もうその方は、会社にはおりません。

このシリーズでは、何かを進めていく時にみえてくる人物像について書いています。
さて。
今日のテーマは
『他者を非難する人』
まぁ、これは、良くあるやつです。
何か出来事が起こった時に出てくる言葉。
出来事に対して、本来ならば解決できる立場であるにもかかわらず、自分以外の誰か/何かをターゲットにして、文句を言っている。そんな状況です。
この方のマインドは「悪いのは私じゃない」
主語が相手でコメントが批判的。です。
この方の心の中…
何が起こっているのでしょうか。
考えられるのは
その状況を受け入れられない何かがある。
それは
①もっといい考えを持っているケース
②真剣に取り組んでいない自分に
矛先を向けないようにするケース
①の場合、困難を受け入れなくてはならないが、その取り組みの内容を変更する権限が無いため、「苛立っている」という可能性がある。
②の場合、前話の『無意識/無関心な人』が、少しやる気を出した時に出てくる「症状」みたいなものなのですが…
いずれにしても、この『他者を非難する』人達は、周りのムードを悪くします。
そして厄介な事に、周りを巻き込みます。
①の場合正義感に共感するものが、②の場合怠惰を隠したい人が。①の影に②が隠れるケースも。
①のケースの場合には、実は上司?取り組みを流す側のマインドも影響しています。
それは、自分達がわの思考やプランに対して『避難された!文句を言われた!』と、受け取ってしまうご自身の心です。
これはちょっと厄介で、本来は良かれと思って伝えた事を、素直に受け取れない側にも問題があるので、お互いが対立する関係になります。
上下関係があると、下の立場になる方が結局押し黙り、無意識/無関心の方に流れる原因をつくります。簡単に言うと『言ってもどうにもならないので、もうやる気が無くなりました。』という感じでしょうか。
このケースではもうひとつ問題があって、プランを出した側に本当に問題があるにもかかわらず、見てみないふりをする。という事が起こる可能性がある為、問題が放置され、状況が悪化する。というケースも考えられます。それが顧客からの声だとすれば…
う~む。組織の成長を停めるパターンです。
良いか悪いか…では無くて、
本来向かう方向性について話をしてみては?
②は、取り組みたくない、やっていない自分を知っている。という状況ですので、ある意味自覚があります。その自覚をどう使うのか…ですが、やはり『何からなら始める事ができるのか』という会話から始めるのが有効かと思います。
『他者を非難する人』
心のもっと奥には
『認めて欲しい/知って欲しいわたし』
…がいます。
人は皆
自分のこと理解して欲しいんですよね。
それは、部下でも上司でも。
今日はこんな感じで
またね(*´∇`)ノ




コメント